宝塚男役時代の魅力を語る!『一路真輝』編

男役時代の魅力を語る!『一路真輝』編


こんにちは、鏡です。

今回は、今現在、舞台を中心に活躍されている女優・一路真輝さんの男役時代の魅力を再発見しようという記事です。

読んでくださったかたから何らかの反応を頂ければ私の好きな他のOGさんについての記事も書こうかな、と思っています。

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女役も自由自在

身長・体格の良い男役さんや芸歴の長い男役さんになればなるほど「男」としての所作や顔つきが板についてきます。

ショーなどで女役をする姿を見ると同じ舞台に立つ娘役さんと比べてどうにも「男らしさ」が目立ちます(多くのファンは、そこも含めて「好き!」なのですが)。

さて、それが一路さんの場合、顔立ちが中性的なことに加えてややもすれば娘役さんより華奢な身体つき。

下級生の頃には、麻実れいさんのサヨナラ公演で相手役をつとめた経験もあるほどです。当時、そのまま他組でトップ娘役として就任…というお話もあったくらい、とても可愛らしい娘役振りでした。

上級生になるに連れて声質は流石に男役としての箔が付いてきます。

しかしトップになってからもショー『バロック千一夜』での女役や『風と共に去りぬ』のスカーレットを好演しました。

私の中では特に『雪之丞変化』の劇中劇で「女形を演ずる雪之丞」が印象に残っています。

二度目のスカーレット

当時、月組からの続編として雪組が引き継いだ『風と共に去りぬ』ですが月組では、バトラーを天海祐希さんが演じました。

続く雪組でも、もちろんトップがバトラーをと思いきや、高身長の天海さんが演られたあとで少々、二の足を踏んだ一路さん。「あたしがバトラーを演ったら誰がスカーレットをするの?」と思われたそう。

ちなみに、1988年に平みちさんがバトラーを演られた際にはスカーレットⅡとして出演していたんですよね。

そうして、一路さんは再びスカーレットを演じました。各組から特別出演のバトラーを招いた雪組の風共は、宝塚歌劇80周年に相応しい演目となったのではないでしょうか。

男役としての「味」

ここまで女役が似合ってしまうと男役としてどうなの?と言う声も当時、勿論寄せられたそうです。

しかし、芝居では、芯のある生真面目な青年を演らせたら右に出る者はいなかったのではと思います。『JFK』のケネディ大統領や『雪之丞変化』の雪之丞は、一路さんだからこそ!ではないでしょうか。

ちなみに下級生の頃は新人公演で血の濃い役も演じていました。まさに「演ればできる」タイプだったように思います。『二人だけの戦場』の男くさい役も、しびれるほど恰好良かったです。

ショーでは、白い燕尾がよく似合い、自分から娘役をリードするより女性にたぶらかされるのが似合う年下っぽくて儚げな青年という印象があります。私の中では特に『マ・ベル・エトワール』や『コート・ダジュール』のイメージが強いですね。

ダンスは?

持病の先天性股関節脱臼のため、ダンスに関して語られることは非常に少ないです。しかし、身のこなしには気品があります。

私なんぞは、そんな貴公子然とした立ち居振る舞いにうまく騙されて、「…そういえば娘役をリフトしないな?」と気づいたのが最近なほど(笑)

そして、当時の雪組といえば日本物。杜けあきさんがトップに内定してから、慌てて日舞のレッスンを受けに行ったというエピソードも自伝で語られています。

杜さんは花柳流の名取ですから、相当な技術をお持ちですが一路さんは、そんな杜さんと並んでもあまり遜色は無かったように思います。身のこなしが綺麗だったからなのでしょうね。

歌を聴け!

一路さんといえば歌ですね。歌なしには語れません。

鈴を転がしたような歌声と、華奢な体のどこから出てるの?という声量。

アップテンポな曲は不得手のようですがバラードやじっくり聴かせる曲となると時間を忘れて聴き入ります。

朗々と歌い上げる姿で印象的なのは『微笑みの国』の主題歌です。1994年のTMPで大階段のセンターで歌い上げていた姿の美しきこと。でも、これ、公演ビデオがないんですよね…残念。

異色の「黄泉の帝王」

一路さんを代表する役といえば若いファンになればなるほど皆さん異口同音にトート閣下と仰ると思います。

もちろん私もそう思います。ただこの役、相当な色物だと思うんです。

黄泉の帝王ですよ。

どちらかと言えば生真面目で楚々としたイメージの一路さんが黄泉の帝王です。

コスチュームものなら星組の方が見栄えもしたのでは?とすら思えてしまいます。ところがどっこい、「雪組で」だったんですね。

一説によれば、劇団は涼風真世率いる月組で上演したかったなんて話を聞いたりもします。

が、著作権やらの問題もあり、『エリザベート』からは楽曲を借りるに留まり、結果『ロスト・エンジェル』という作品に代えられて上演されました。これもまた涼風さんのビジュアルがトートに近い役で、とても魅力的です。

そんな背景を踏まえて、数年後諸々の問題が取り除かれたのち、劇団が「いざ!」と立ち上がった先に

  • 中性的なキャラクター
  • 歌唱力のある役者
という要素を揃えた一路真輝という男役がいたのでしょう。

今だからこそ色んな男役が演じる役ですが、当時の一路ファンからすれば衝撃だったのではないかと推察します。

スーツも着ない、軍服も着ない、あの一路さんが笑わない、ましてや人間じゃない。極めつけに、サヨナラ公演。

同じくブームを引き起こしたベルばらや風共は、まだ外見やキャラクターのイメージを描きやすい分、抵抗はなかったと思うのです。そこいくとエリザは本当に数奇な巡りあわせがあったんだな、と感じざるを得ません。

さんざん騒めいていた観衆も、幕を上げれば大盛況だったわけですしね。

まとめ

何もないところで躓こうが、笑いだしたら止まらなかろうが、とんでもない天然さんだろうが、男役として舞台に上がれば雪の貴公子として凛とした芝居をする。(TMPやショーは除く)

それが男役としての一路さんの一番の魅力であったと私は思っています。皆さんの思う一路さんの魅力はどんなところでしょう?

一路さんの公式ブログはこちらです。
『一路真輝オフィシャルブログ』

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

男役時代の魅力を語る!『一路真輝』編

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ABOUTこの記事をかいた人

ひたすら90年代の宝塚歌劇を愛する。文章を書くのが好きな20代。身体は女性、性自認は中性なXジェンダー。恋愛対象は女性です。パニック障害とうつ病を克服中。