宝塚男役時代の魅力を語る!『高嶺ふぶき』編

男役時代の魅力を語る!『高嶺ふぶき』編


こんにちは、鏡です。ヅカOG、男役時代の魅力を語ろう企画。さっそく第2弾です。

前回の記事について、Twitterで記事の感想をくださったり、リツイートやいいねをくださってありがとうございました!

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今回語るのは、このかたについてです。

脱ぐとスゴいんです

始めに断っておきますがいやらしい意味では決してありません。筋肉が凄かったんです。

よく横に並ぶのが轟さんでしたので轟さんの男前さに隠れて舞台の上では華奢に見えた高嶺さんですが、何の公演だったか、タンクトップ姿で稽古していた写真を見て驚きました。

首から腕に掛けての筋肉が素晴らしい!

細マッチョっていうんでしょうか。普段は着痩せして見えるのに、実は筋肉ムキムキなんです。その辺にいる細身な男子より男らしかったその姿、忘れられません(笑)

いつぞやのグラフか歌劇かで娘役さんからのメッセージで「リフトでは誰よりも高く持ち上げて貰える」と語られていました。

実はコメディも得意

「高嶺ふぶきを代表する役といえば?」という質問に、あなたなら何とお答えになりますか?フランツ、ヴァルモン辺りの回答が多いのでしょうか。確かに二つともハマり役で当たり役です。

だがしかし私はそこにもう一つ加えたい!『アリスの招待状』のアーネストを!(『Ernest in Love』の前身的な作品です)

バウホール公演故、大きく語られることの少ない作品ではありますが、なんといっても間の取り方が最高で、ビデオ、DVDを入手する機会、もしくはスカステで放送される機会があれば是非観て頂きたい作品の1つです。

コメディといえば杜けあきさんトップ時代の『黄昏色のハーフムーン』で演じた銀色ウルフという役も轟さんとのコンビが軽妙で、可愛らしくも面白い役でした。

『アリス~』では、そこから二回りくらい成長したコメディエンヌ振りを存分に発揮してくださっています。ちなみに相手役は貴咲美里さん、二番手どころは和央ようかさん。

もはや高嶺さんだけではなく出演者全員が面白いことになっているので、この際、高嶺さんのことを抜きにしてもオススメな作品です。

男も女も…滴る色香に注意

男役・高嶺ふぶきを表す常套句として「正統派二枚目」という言葉をよく目にします。物足りないと思うのは私の贔屓目が過ぎますでしょうか。

女役としては『ヴァレンチノ』でのナターシャ、『雪之丞変化』でのお初、男役としては『ブルボンの封印』でのモーリス、『あかねさす紫の花』での中大兄皇子、そして極めつけに『仮面のロマネスク』でのヴァルモン子爵をあれほど妖艶にこなしているにもかかわらず、正統派という言葉ではいささか物足りないと思うのです。

化粧の達人

元が美しい上に手先の器用さが相まって目元の舞台メイクなんて逸品です。どれほどアップで映されても問題なし。芝居とは打って変わってショーでは真っ赤なルージュを引いていたのも印象的です。

その化粧技術の素晴らしさに組子が列をなして教えを乞うたこともあったとか。

当時初舞台生だった愛音羽麗さんがトップスターだった高嶺さんのところへ化粧を教わりに行った、なんてエピソードを聞いたこともあります。

これは余談ですが、開演30分前になっても「お化粧するのめんどくさい!」と寝っ転がっていた当時のトップスター、一路さんに跨って「お願いだから化粧して!」と眉毛を描いたこともあったそうです(笑)

妖しい美貌

『ヴァレンチノ』のナターシャが高嶺さん初の女役と聞いたとき、私は驚きを隠せませんでした。

「この人、男役だよ」と言われても「ウソでしょ?」と言いたくなる美貌。娘役さんに負けじ劣らず細い腰。蠱惑的な薄茶色の瞳。三度見しても足りないくらいです。

同じように女役をよく演じていたといえば一路さんですが、高嶺さんの場合はまたタイプが違って、醸し出されるある種の毒気が持ち味だったと思います。

熟成された色気

下級生の頃のスチールを拝見するとフェアリー系でとても可愛らしい顔立ちをしているのに、いつから色気を振りまき始めたのか。

ビジュアルは爽やかな貴公子で間違いないと思うのです。それこそ「正統派二枚目」の。

しかし、そこに耽美な色気が+αされてこそ高嶺ふぶきだと思います。

二、三、四番手辺りのTMPやTCAで歌う姿を見直すと、やっぱり目が色っぽいんですよね。元々の素質はあったのだと思います。

それがナターシャとお初のおかげで花開き、後年、ヴァルモン子爵という到達点で爆発したのでしょうか。

特にラブシーンの技術、目の芝居においては、当時右に出る男役はいなかったと思います。

「どこから見ても本当にキスしているように見える」
「トゥールベル夫人とのラブシーンで大道具さんたちが袖に詰めかけて人だかりが出来ていた」

とは、『仮面のロマネスク』当時、相手役だった花總まりさんの言葉です。

いつぞやNHKさんの宝塚特番で司会だった樹里咲穂さんから「ラブシーンといえば高嶺さん」とお墨付きもされていました(笑)

歌とダンスは?

まずは歌から。

いわゆる「雪組歌唱」が得意でないかたからすれば、微妙!かもしれません。力んで歌われるので、好みが分かれます。

ですが、常にボリュームMAX、音響さん泣かせの声量で芝居心のある歌、私は大好きです。

1997年のTCAやディナーショー、ご自身のサヨナラショーで歌っていた『愛の旅立ち』なんて、ちょっと捻くれた私の心にもグッとくるくらい魅力的でした。

逆に、力を抜いて歌うなんて、らしくない!とまで思う次第です。

お次はダンス。
ご自身曰く、得意でなかったそう。

元の身体の骨格から、外股でいること自体がしんどかったそうで(その割には、よく稽古場で大股で座っていた気がしますが)、疲れてくると足が動かなくなるのでとにかく上半身で誤魔化して「ここ見ろ!」と、心の中でアピールしていたそうです(笑)

このエピソードを知るまで、ほとんど顔と手の辺りしか見ていなかった私は、まんまと騙されていたうちの一人ですね。

関連したことを前述致しましたが、娘役さんとのデュエットダンスでは思い切りのあるリフトを見せて下さっていましたし、「下手だ」と思ったことは無いです。

歌とダンスに共通して言えるのは破綻がないため、安心して観賞できるということかな、と思います。

まとめ

以前、仮面のロマネスクについて書いた記事でも高嶺さんに触れました。

ヴァルモン子爵と危険な関係に迫る~仮面のロマネスク、再演

2016.08.13

しかし今回は、これでもかというほど語り尽くした気がします。

京都出身でいらっしゃるのに、何故かイメージはお初姐さんのようなチャキチャキの江戸っ子な高嶺さん。

現在も舞台やレビューなどで活動されています(ブログの更新が少ないのがちょっと寂しいです)。

バッグやアクセサリの製作もされていますね。

現役時代よりふくよかになられましたが、今なお、妖しい美貌は健在です。これからのご活躍も楽しみにしています。

なお、「高嶺ふぶき 病気」という検索ワードでこの記事に辿り着かれるかたが多くいらっしゃいますが、そのような噂は耳にしたことがありません。

高嶺さんの公式ブログはこちら。
『☆Snow White☆』

それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました!

男役時代の魅力を語る!『高嶺ふぶき』編

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ABOUTこの記事をかいた人

ひたすら90年代の宝塚歌劇を愛する。文章を書くのが好きな20代。身体は女性、性自認は中性なXジェンダー。恋愛対象は女性です。パニック障害とうつ病を克服中。