好奇心のおもむくままに生きる

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』を読んで

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平成生まれ平成育ち、北の大地に転がされし道産子。暇さえあればコスプレしている。最近では上京を目論み始めた。
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2年前に発売されたノンフィクションコミックである。

まず、タイトルを見てエロな期待をすると、とてもがっかりすると思う。それもそのはず、この本はレズ風俗に行ってどうだったか等という体験記では、断じてない。

ちなみに私は事前にレビューなどに目を通していたので、その轍は踏まずに済んだ。

これから読むぞ!というかたは注意されたし。

誰かと付き合った経験も
性的な経験も
ついでに社会人経験も
ないまま28歳になった私は

2015年6月、真っ昼間、

レズビアン風俗で
おねえさんと
対峙していた

重ねて書くが、この本は風俗体験記ではない。

なぜ著者が風俗へ行くに至ったか?というところが、物語のキモなのである。

無条件の愛は誰から与えられるのか

自分が何をしたいのか、これからどう生きていきたいのか。

鬱と摂食障害を抱えた著者は、今まで親からの愛情に固執するあまり自分の気持ちを知ろうとしなかった。

作中では、すさまじい勢いで自己分析が行われる。

ぶっちゃけ、理解できない人には全く理解できないだろう。けれど、確かにこんな人間は存在する。

アダルトチルドレンからの脱却

親からの愛情を求めて満たされようとする限り、親の顔を窺っていなければならない。

著者はそのことに気づいて、自分で自分を愛することに決めた。素晴らしいことだ。

実際、このシフトチェンジをおこなうことで自分を救えるアダルトチルドレンは割といるのではなかろうか。

そして、ここで課題になるのが『自分自身の愛し方』である。

タブーを踏み越えた先にあるもの

自分自身を愛するうえで避けて通れないのが、自分の欲求を知ることだ。

著者の場合、それが「性的なこと」だった。

これは人によって異なることだと、私は思う。

私の過去の体験でいえば「一人で外食すること」だった。

親から可愛がられるために、自分を純粋無垢な子供でおくために、タブー視していたこと。

人から見れば不思議かもしれないし、わがままに思えることでも、当人にとっては死ぬほど大事なことなのだ。

タイトル、表紙とは雰囲気が真逆のテーマ

レズ風俗に行ったとか、何をしたとか、気になるのは山々だけれど、この本で重要なのはそこじゃない。

著者が、自分のためにしたいと思ったことを実行できた、という事実だ。

タイトルや表紙が気になって気軽に手に取った人には重すぎるテーマだし、正直とっつきにくい。

ただ、少しでも著者に近いモノをもっている人間にとっては、親近感の湧くテーマだ。

すべてのモラトリアムへ捧ぐ

順調に大人になれた人間にとってみれば、この本は理解ができなくでも仕方ないと思う。

私と同じように大人になりきれない人間にとっては、自分のことを代弁してくれているような、そんな気持ちになる。

読んでみて損はない。


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