ギターの裏板割れ修理の続き + クラギ弦交換

引き続き、ギターのボディ割れ修理をおこなっていきます!
前回は、割れてしまった木の隙間をタイトボンドで埋めたあと、裏板の歪みを矯正するための重しに広辞苑を載せて、半日ほどギターを放置しました。
板に段差がついたまま接着されてしまう可能性のある荒療治ですので、本の重さにはかなり神経を使って、載せる冊数を調整しました
一晩明けて、朝
半日寝かせた後の様子が下の画像です。
塗装をしていないこともあり、一番大きな亀裂が走った箇所はボンドで固めても傷跡がハッキリ判別できますね。
他の2ヶ所は程度が軽かったので、これくらい遠目からだと目立ちません。
そして、ここで新たな問題発生。
これでもかと塗り込んだはずのボンドが乾燥させたせいで目減りしてる!
二度塗りするしかあるまい!
ちなみに、裏板の歪みは広辞苑のおかげでスッキリ解消されました。
めでたしめでたし。
再び半日が経過
乾かさないことには作業が進みませんので、じっくり待ちます。待ったあとは、再び目減りチェック。
塗るたびに改善はされてゆくもののなかなかに減り続けました。
凹んでいるところには、繰り返し、ボンドをしつこく流し込みます。
作業の一番初めにカッターを使って傷口を整えたつもりだったのですが、それでもまだ、綺麗に流し込むには整え方が足りなかったようです。
ここまで来ると根気勝負です。
乾燥させつつ、隙あらば様子を観察してボンドを追加します。
完成!
作業開始から3日経過して、やっとボンドの目減りが安定。
思ったより作業時間が掛かりました。
なんだか、手塚治虫先生のブラックジャックみたいな傷痕になりましたね。塗装をしてもらえば、周りの色に合わせて傷を目立たなくすることもできると思います。
が、これはこれで味があっていいかな!と致命的な問題が生じない限りはこのままにしておく予定です。
あとは乾燥に気をつけて扱ってあげることでまだまだ現役で使える1本だと思います。
弦交換をしよう
今回、クラック(=割れ)を修理するにあたり弦をすべて外したので、もちろんのこと、新しく張らなければギターを弾けません。
張ります。
すでに2セット分のナイロン弦を過去の自分が購入していました。
チューニングにはSEIKOさんのデジタルチューナーを使用します。
クリップ式だと手軽に扱えるので、愛用してます。
さて早速張ろう、と弦を取り出してみると4弦だけ見当たらないアクシデント発生。
何でや!
全く記憶にない過去を推測するに、クラシックギターの弦交換はアコギやエレキギターと方法が違うため、過去の私は4弦の交換に立て続けに失敗して心が折れた名残を、ひっそりと仕舞いこんでいたようです。
ARIAの弦が店頭になかったため、オーガスチンの4弦を見繕ってきました。セットで買ってきても良かったかなぁ。
店員さんに弦の種類を確認してもらったり店内も色々と見て回れたので、楽器屋を久しぶりに満喫できて楽しかったです。
作業再開
夜遅くなってしまったため、日を跨いで弦張り続行。
綺麗に張れました!
今回、はじめてガットギターの弦を張るにあたりTab Stock 様を参考にさせていただきました。
知りたいコツが画像と共に分かりやすく紹介されており、とても助けていただきました!
弦の張り方については以下のリンクより直接ご覧いただけます。
本当にありがとうございました。
まとめ
何年振りかにケースを開けて触ったギター、やはり手間をかけると愛着が湧くもので、これからまたギターを練習しようかなという気がふつふつと起こってきました。
もう3年くらいブランクがあるので、まずは指先を固くするところからですね。
前パートに引き続き、ここまでお読みいただいてありがとうございました!
みかげが参考にしている電子書籍
『自由な人生を手に入れる教科書』
私はブログを収益化するにあたって、だいぽんさんの事細かな「思考」や「感覚」を参考にしています。
だいぽんって誰?というかたはこちら
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