宝塚男役時代の魅力を語る!『久世星佳』編

男役時代の魅力を語る!『久世星佳』編


こんにちは、鏡です。このシリーズでは今まで、雪組出身の御三方を紹介してきました。

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今回からは組を跨いで語っていこうと思います。早速、その第1弾目はこちらのかたです。

男役・久世星佳の魅力とは

以前の記事でもお話致しましたが、私が初めて購入した宝塚歌劇のDVDは’91年月組『ベルサイユのばら』でした。

その映像でフランス衛兵隊の荒くれ者であるアランを演じていた久世さんを見たのが私の「初・久世体験」です。

芝居上手の実力派

その頃、今にも増してヅカ初心者だった私に、宝塚的な華々しさから1つ離れたところで実力派の演技を魅せている久世さんが強く印象付けられたことを覚えています。

いい意味で『宝塚的でない芝居』をするスターさんだなと思いました。

その頃から今に至り、諸々の組、様々なバージョンのベルばらを映像や舞台でも拝見しましたが、私の中で久世さんのアランを超える人はまだ現れません。

きっと、これからも滅多なことでは現れないだろうと思います。

また、歌・芝居・ダンスに破綻がないことから後に知った中では香寿たつきさんに近い魅力を持っているスターさんかなと私は認識しています。

宝塚トップスターとしては地味?

久世さんに対してこのように言われるかたをよく見かけます。私も全ては否定はしません。どちらかと言えばそう思います。

過去の映像でしか見られないのが後追いのツラいところでありますが、かといって大劇場の真ん中に立って芝居をする久世さんに物足りなさを感じたことはないのです。

華ではなく陰が似合う

そもそも久世さんの男役は、少女漫画に出てくる王子さまタイプでもスマートな貴公子タイプでもなく、骨格のしっかりした硬派な男役でありリアルな男性俳優に近いです。

退団後、同期の神奈美帆さんとの対談で「ノンちゃんは(男役というか)男だったよね」と言われていたのを聞いて思わず画面に向かって「そうそう!」と頷いてしまいました。

自身がトップになってからのバウ主演、『銀ちゃんの恋』の倉岡銀四郎もそうですが、涼風真世さんの退団公演『グランドホテル』で演じたガイゲルン男爵は特にその代表例ではないでしょうか。

原作ミュージカルでは主役に据えられていた役を、生徒のキャラクターに合わせてとっかえひっかえしているためにヅカ的なスター制度から言えば変則的なキャスティングでしたね。

しかしあの『グランドホテル』、たとえば上演のタイミングが違って原作通りに男爵が主役を張って、久世さん主演で上演されたとしても何ら違和感はなかったろうし、むしろ彼女以上にハマるタカラジェンヌは先ほど述べたベルばらのアランより稀だろうと思っています。

男の哀愁

「陰が似合うスターさんなんて他にもたくさんいるじゃないか!」

そうです、その通りです。

しかし、個人的に陰の背負い方にもいくつか種類があると思っています。

  • 孤独な一匹狼(例:真琴つばさ)
  • 近づくと怪我しそう(例:安寿ミラ)
  • 紆余曲折の末に好んで独り(例:大空祐飛)
  • とりあえず肩に何か背負ってる(例:真飛聖)
それではここで、男役『久世星佳』にダブルのスーツを着せてトレンチコートを羽織らせて中折れ帽を少し目深に被らせて、仕上げに口元へタバコを燻らせたのをどうか想像してみてください。

お好みでヒゲを追加するのもよいですね。

どうですか?

少し時代を遡ると、大浦みずきさんや高汐巴さんも似たようないでたちがお似合いです。

  • 気の合う友人はいるけれど、たまには一人で女を探しに近くの酒場でグラスを傾けている
これが久世さんの哀愁ではないかとそういう結論に達しました。とかく、レトロ映画の俳優然としたダンディな佇まいの似合う男役さんです。

少し疲れてくたびれている男性に感じる独特の色気にも似ていると思います。

歌は?ダンスは?

基本的には、芸事に穴のないスターさんだと思います。

ただし、私は久世さんの日舞を拝見したことがないのでそこは引き続き気になるところです。

目を閉じて聴きたい声

音程云々を語るよりもまず、低く染み入る声質が魅力的です。尚且つ芝居の巧さが、歌詞に一層の説得力を与えます。

退団公演となった『バロンの末裔』ではその武器を存分に発揮されています。

DVD化されていないのが残念な作品です。スカイステージで放送される際には是非ご覧になってみてください。ひねくれ者の私が素直に感動した、数少ない作品です(笑)

男役として恵まれた体躯

久世さんの身長は公称169cm。男役として充分恵まれていました。今より平均身長の低かったころですから、尚更です。

月組の後輩には天海祐希、鷹悠貴を始めとして組替えしてきた姿月あさと、更に下には大空祐飛、水夏希、越乃リュウなど、身長170cm超えの男役が比較的多く居りました。

そのうえ久世さんは少々猫背気味でして意外と背が高いということが意識されにくかったかもしれません。

しかしその体格は、お衣裳部さんが「理想の体型」と言ったほど。

長い手足で伸び伸びと踊られる姿や相手役だった風花舞さんとの余裕のあるデュエットダンスが私はとても好きです。

まとめ

久世さんは現在、女優として活動されています。特にストレートプレイのお芝居でその演技力を遺憾なく発揮されているようです。

意識せずに見ていたドラマの端役で久世さんを発見することが珍しくありません。『元宝塚トップスター』の肩書をいい意味で意識させない女優さんです。

個人的には、男役時代の黒燕尾姿がたまに恋しくなったりもします(笑)

久世さんの公式サイトはこちらです。
『久世星佳Official Web Site』

それでは今回はこの辺りで。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

男役時代の魅力を語る!『久世星佳』編

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ABOUTこの記事をかいた人

ひたすら90年代の宝塚歌劇を愛する。文章を書くのが好きな20代。身体は女性、性自認は中性なXジェンダー。恋愛対象は女性です。パニック障害とうつ病を克服中。