宝塚男役時代の魅力を語る!『天海祐希』編

男役時代の魅力を語る!『天海祐希』編


こんにちは、鏡です。

今回は、久世星佳さんについて語った前回に引き続き、同じく月組でトップスターを務めた天海さんについて書いていこうと思います。

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天海さんは、宝塚歌劇に詳しくない人からも「あの人って宝塚出身でしょ?」と名前を挙げられることが多いですよね。

私がヅカにハマったのも、元を辿れば天海さんがきっかけです。その辺りの話も交えながらまとめさせて頂こうと思います。

歌劇団の寵児

天海さんと言えば、退団公演となった『ME AND MY GIRL』ビル役の印象が強いと思います。

1987年~88年にロングランされた剣幸&こだま愛のトップコンビ主演の初演では、新人公演の主演に異例の抜擢をされたこともありました。当時入団1年目だった天海さんが、です。

研1での主演

これはかつて入団2年目で新公主演を張った一路真輝さんの記録を塗り替える出来事で、破られることのない史上最年少記録として現在に至るまで語り継がれています。

想像に難くないことではありますが、様々な面で相当な辛労をなさったようです。それだけ劇団から期待されていたということではあるのでしょうが、一歩間違えば新進の役者を潰しかねない荒業ですよね。

そしてこの作品以降、月組の新人公演は、トップ就任するまで常に天海さんが主演を張ることとなりました。

果てはディナーショーまで

新人公演で主演を務めた翌年には、なんと入団2年目にしてディナーショーが催されました。

私の資料不足により調べきることができなかったのですが、「よくあること」で済まされないのは確かだと思います。

のちに、第二の天海祐希として劇団から注目された大和悠河さんでさえ初のディナーショーは入団3年目です。

恵まれた長身に華やかな顔立ち、舞台映えのする存在感。いくら駆け出しの新人といえども、彼女のスター性は多くのファンを惹きつけました。

最年少トップスター

入団からおよそ7年弱にして月組のトップスターとなった天海さん。70周年以降のトップスター就任記録では今でもこれが最短となっています。

たとえ天海さんを超える逸材が現れたとしても、それはまた100年後の話でしょうね。

通常であれば、本公演に加えて新人公演を行っている学年です。しかし、トップスターになり本公演での主演を務めるため一足先に新人公演を卒業しました。

同期生である姿月あさとさんが本公演での天海さんの役を新人公演で演じたこともあります。1994年月組公演『風と共に去りぬ』でのレット・バトラー役です。

本公演と新人公演の主演が同期生というのは後にも先にもこれ1件ではないでしょうか。

親しみやすい好青年

天海さんの男役像は「自然体」の一言に尽きると思っています。

私の中での天海さんは宝塚の男役がよく形容される王子様だとかフェアリーとは違って、地に足の付いた、朗らかで親しみやすい印象です。

退団直前に出版されたエッセイでは、当時「男役らしくない男役」と揶揄されたこともあると仰っていますが、裏を返せば、まさにそれこそが一番の魅力とも思えます。

衣装にスパンコールなんか無くていい。羽根なんてもってのほか。立っているだけで充分な存在感。むしろその方が「らしさ」を感じます。

宝塚の役者としては珍しく男役の型に嵌まらず役そのものを演じるタイプで、いわゆる男役クサさを良い意味で感じさせません。恵まれた華やかなルックスが、更にそれを後押ししています。

こうした、天海さんの宝塚らしくない魅力が私をここまでヅカにハマり込ませた理由の一つなのかもしれません。

一枚目、二枚目、三枚目…

剣幸&こだま愛コンビの退団公演『川霧の橋』では悪役を演じ、涼風真世退団『グランド・ホテル』では女役を演じた天海さん。

女役だとか男役だとか、いい人だとか悪い人だとか、そんなものを取っ払って「その人」を演じるのが天海さんの持ち味ですが『風と共に去りぬ』のレット・バトラーは、私の中で唯一、天海さんのイメージから遠く離れた役どころでした。

しかしいざ観てみると、さすがに若すぎた印象は拭えないものの、それでもなかなか見入ってしまいました。もう少し学年が上がってから演じたならどんなに円熟したバトラーを見られたろうと、それだけが心残りです。

『ベルサイユのばら』のアンドレもそうでしたが、いかんせん若いがためにそれが長所とも短所ともなった気がします。早くからの抜擢による代償です。

ヅカファンの入口

このシリーズで幾度となく書いている通り、私がここまで宝塚歌劇へハマったのは天海さんのおかげです。

ドラマでその姿をよく見かけるようになってから何気なく「そういえば天海祐希って元宝塚だっけ」と、ネットで検索していた時にベルばらを演った際の画像を発見しました。元々原作が好きだった私はそれに釣られてDVDを購入し、今に至ります。

それまでスカパーの無料放送などでスカステを見る機会はあっても特に興味が沸かなかったのに、不思議なものです。宝塚を見てみようと思った時に限ってスカステで放送していたのがベルばらばかりの時期だったので、そのせいもあるかもしれません。

宝塚版のオスカルの女々しさが私にはどうも合わず、涼風さんのオスカルでさえ、魅力に気付くことができたのはもう少し後になってからの話です。

とにかく、この頃は天海さんのアンドレに惚れ込んでいました。程なくして久世さんのアランにも惹かれた私の「好きなものはとことん調べ尽くしたい」精神に火がついたのは必然の結果と言えましょう(笑)

歌とダンスは?

言うまでもないスタイルの良さと自身の男役としてのキャラクターにぴったりな声質をお持ちで、際立った技術が無くとも舞台映えには充分すぎる武器です。たまに音がひっくり返るのは愛嬌の範囲内ということで(笑)

どの舞台映像を拝見してもどこで踊っているかすぐ判ります。歌に関しても、芝居の上手さから、音程がどうのというよりは歌われる言葉が響いてグッときます。

ダンスも歌も下手!なんて仰るかたも居られるのでしょうが、仮にもしそうであるのだとしてもそれを補って余りある存在感が私の心を圧倒して、技術的なことを語るのは無粋だと強く思わされる次第です。

まとめ

私のように、天海さんのおかげで宝塚を知ったというかたが多くいらっしゃることでしょうし、今後もそのようなかたがどんどん増えることでしょう。きっかけはとても大切です。

ベルばらはやめておこう!~初めての宝塚観劇

2016.11.22

現役時代は宝塚らしくないと評されつつ、いまでは宝塚といえば?の代表回答例ともなっている天海さんは、矛盾した評価を併せ持ちながら、宝塚歌劇を知る上での大きな入り口の一つともなっています。

現在はテレビや舞台で活躍されており、「元宝塚女優」の大きな一角を担っていらっしゃいますね。今後ますますのご活躍を願っています。

天海さんの公式サイトはこちらです。
『天海祐希オフィシャルサイト』

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

男役時代の魅力を語る!『天海祐希』編

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2 件のコメント

  • 初めまして、この文を読ませて頂き私の心に溜まっていた天海祐希さんを語って頂き最高の喜びですありがとうございます。
    これからも、いつまでも天海祐希さんファンで応援して参りましょう。

    • コメントありがとうございます。

      拙文に喜んで頂けて、こちらこそ嬉しく思います。
      天海さんが、これからも凛と輝いておられるよう応援しております。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ひたすら90年代の宝塚歌劇を愛する。文章を書くのが好きな20代。身体は女性、性自認は中性なXジェンダー。恋愛対象は女性です。パニック障害とうつ病を克服中。