ヅカうた原曲紹介所 part.1

ヅカうた原曲紹介所 part.1


こんにちは、鏡です。

宝塚歌劇でイベントがあった際、オリジナル曲のほかにもブロードウェイミュージカルのナンバーやシャンソンが歌われますよね。今よりずっと昔の曲が多いので、あまり気にせず耳にしていらっしゃるかたも多いかもしれません。

ということで、今回は宝塚で使われている楽曲で元ネタのある音楽を4曲、集めてみました。日本語詞で歌われるカバーも素敵ですが、原曲の良さを知ることで更に楽しみの幅が出来ると思いませんか?

すみれの花咲く頃

宝塚を象徴するといっても過言ではないこの曲は、1930年『パリ・ゼット』にて初めて使用されました。

当時渡欧していた白井鋳造先生がフランスでこの曲を聞き日本へ持ち帰ってきたのが、『すみれの花咲く頃』のはじまりです。

原題は、♪Wenn der weiße Flieder wieder blüht(再び白いライラックが咲いたら)で、1928年にフランツ・デーレがベルリンで上演するレビューの劇中歌のために作曲しました。

これがフランスでは『Quand refleuriront les lilas blanc(リラの花咲くころ)』と改題され、多くの歌手に歌われるようになります。白井先生が聞いたのは、きっとこちらのバージョンですね。

また、日本で聞くこの曲のカバーの多くはドイツ語の原詩ではなくフランス語訳されたものに沿った歌詞となっています。

レビューといえばパリのイメージが強いですが、ヨーロッパ各地で盛んに上演されていたんですね。

ドイツ語で歌われているカバーがこちらから試聴できます。

演奏は、パラスト・オーケストラ & マックス・ラーベです。’80年代から活動しているドイツ(ベルリン)のオーケストラで、この曲に限らず1920~30年代の曲を多く演奏しています。
なかなか私のツボをついてくるパフォーマンスをするので、これを機に知ることができて良かったと思っています。

公式サイトはこちらから。
http://www.palast-orchester.de/en

黒きバラ

1933年『花詩集』より。

100周年を記念して上演された『TAKARAZUKA 花詩集100!!』では龍真咲さんがロックアレンジで歌っていました。ベルばらのフィナーレにも採用されている曲です。

原題は♪Ah! Pourquoi Mens-Tu?で、1931年にジャン・ルノワールによって作曲されました。邦題に関しては『黒ばらのタンゴ』とされていることもあります。

フランス語が分からないので確証はありませんが、原詩では黒バラがあまり関係なさそうです。少なくともタイトルは大きく違います。

後述する2曲も含め、宝塚で歌うにあたって歌詞を大幅に変更するのはよくあることなのかもしれません。

こちらは有名なシャンソン歌手、リュシェンヌ・ボワイエによる歌唱を試聴できます。

この曲は1992年のTMP音楽祭で高嶺さんが歌っていらして私の中でとても印象的なのですが、皆さんの中ではどうでしょう?

宝塚 我が心の故郷

1937年『たからじぇんぬ』より。

原曲は1934年にヴィンセント・スコットが作曲した♪O Corse, ile d’amour(おお、コルシカ、愛の島よ)です。

さしずめ、コルシカが宝塚に置き代わったというところでしょうか。すみれの花~に次ぐと言ってもいいくらい、歌われることの多い曲ですね。
OGでは、よく加茂さくらさんが歌われているのを耳にします。

こちらの原曲はティノ・ロッシによる歌唱でどうぞ。

ちなみにこの歌手は、ベルばらのフィナーレで耳なじみがあるであろうタンゴ『小雨降る径』をヒットさせたことでも有名です。

愛の旅立ち

1985年『ザ・レビュー3』にて峰さを理さんが歌われました。その後はディナーショーなどで様々なスターさんたちが歌い継いでいます。

最近だと高嶺ふぶきさんが歌っていたのと同じ歌詞を宝塚巴里祭2016で紅ゆずるさんが歌っていました。

さて、前述した3曲がその年代における流行歌&新曲であるのと同じように、実はこちらも流行歌でした。

1983年、ジャック・ルヴォーにより作曲されたフレンチポップです。
原題は♪Si l’on revient moins riche(もしも貧乏になって)
ということで、これまたカバー曲の方は原曲から離れたタイトルですね。歌詞についても宝塚ver.の方がかなり情熱的です。

すごくざっくりしたニュアンスを拾うと

2人で旅に出よう。
帰ってきたときに貧乏であっても
色んな思い出を持っている、
それが生きる喜びじゃないか。

といった風な、開放感溢れる歌詞になっています。

元々この曲を歌っている、ミシェル・サルドゥーによる歌唱がこちらです。

シングルカットされた曲ではなくアルバム収録曲というのはちょっと意外でした。

ちなみに『愛と青春の旅だち』は全く違う曲なので注意です(笑)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はシャンソンをメインに4曲ご紹介させていただきました。

これは余談ですが、シャンソンというのはフランス語で歌われている曲すべてのことを指します。
日本では’60~’70年代くらいまでの昔の曲、というイメージが強いので比較的新しいものはシャンソンと区別してフレンチポップと呼ばれることが多いです。

日本の音楽は’70年代頃から大きく変化したので、それに伴った時代分けをするための呼称の変化なのかもしれませんね。

今後も3、4曲ずつをぼちぼち備忘録的にまとめてご紹介させて頂こうと思っています。

記事に対する感想はもちろんのこと、原曲が分からないから教えて!といった調査依頼?もバシバシお待ちしています。

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました!

ヅカうた原曲紹介所 part.1

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ABOUTこの記事をかいた人

ひたすら90年代の宝塚歌劇を愛する。文章を書くのが好きな20代。身体は女性、性自認は中性なXジェンダー。恋愛対象は女性です。パニック障害とうつ病を克服中。