誰でも起こりうる!大学生で発症したパニック障害のきっかけ


こんにちは、鏡です。

パニック障害について、「病名を聞いたことがある」というかたは多いかもしれません。

それでも、ここ10年くらいでしょうか。最近になってやっと認知されるようになりました。20年くらい前だと、自律神経失調症とごっちゃにされていたので。

この記事では、私が心療内科でパニック障害の診断を受けるまでに、どんな状態でいたか、また、どんな発作が起きたのかを綴りたいと思います。

人によって症状が異なる病気ですし、周りにパニック障害を持った知人がいるかたには、参考がてらぜひ読んで頂ければと思います。

パニック発作は突然やってきた

当時、大学生だった私は、ある日突然電車に乗れなくなりました。

もともと人混みは苦手でしたが、それは「今日も人が多いなあ」程度の、誰もが抱くような不快感だったと思います。

いっぺんにやってきた頭痛・動悸・腹痛に耐えかねた私は、混み合う地下鉄のホームで倒れそうになりながら、改札を抜けてトイレに駆け込みました。とにかく人前で倒れたくない一心でした。

しばらく個室に閉じこもっていると、パニック発作は少しずつ落ち着きましたが、そこでやっと確認できた腕時計の針は、講義開始の時間を示していました。今から行っても、出席は貰えないだろうという時間です。

いったい自分は何をしているのかと、自責の念に駆られました。

パニック障害との付き合いが始まったのは、この日からでした。

もう少し早く気づいていれば慢性化しなかったのになあ、と思うこともあります。ちょっと具合が悪くなっても、人混みが苦手なせいだと思い込んでいたんですね。

不調が続く

私が通っていた大学は家からそこそこ距離があり、通学には地下鉄に乗らなければ体力が保ちませんでした。

しかし人混みに向かうと足がすくんで、過呼吸や動悸、腹痛といったパニック発作が起きるのです。閉所恐怖症でもなかったのに、地下に降りることさえ苦痛でした。

「また具合が悪くなるのではないか」という、予期不安がずっと付きまとうようになっていました。

実際のところ、乗り換えの駅ではほとんど必ず改札を抜けて、ベンチに腰掛けたりトイレへ閉じこもったりと、発作が収まるのを耐える必要がありました。

居場所がなくなる

それでもはじめのうちは、何とか大学に辿り着いて講義を受けていました。

しかし、具合が悪くなって講義の最中に教室を抜けることがどんどん増えて、にぎわった教室にいるだけで具合が悪くなりました。

ゼミなどで、狭い教室に固まって講義を受けることは半ば拷問です。

「大丈夫か?」と心配して声をかけてくれる先生には、「大丈夫です」と返すしかありませんでした。

大丈夫じゃ、なかったんですけどね!!

自分でも原因が分からなかったからです。気の緩み、甘えだろうと思っていました。

講義中に起きる発作のせいで、講義開始とともに締め切られるドアがとても怖く感じられるようになりました。

途中退室なども重なって、講義への出席率はどんどん下がっていきました。先生からは、やる気のない生徒に見られていたと思います。

こんなことを繰り返しているうち、どんどん塞ぎ込むようになった私は、大半の友人と自ら距離を置いてしまいました。

日常生活への支障

日毎、外出するのが怖くなりました。

人前で倒れたらどうしよう。見知らぬ人から変な目で見られるのが嫌だ。

具合が悪くなっても地下鉄に乗るとすぐには地上へ戻れない。しかし、いちいち各駅で降りていたら講義に間に合わない。欠席が重なると単位を貰えない。どうしよう、と、そればかりでした。

「外に出るのが怖い」

気が付けば、あれだけ好きだった古本屋巡りや散歩にも行けなくなっていました。自転車に乗っても駄目でした。

挙句、自宅から徒歩5分のコンビニでさえ、ふらりと立ち寄ることが難しくなっていたのです。

まとめ

以上、中度のパニック障害と診断された私が、決定的なパニック発作を起こした時のお話でした。

具体的な発作の身体症状をまとめると、こんな感じです。

  • 過呼吸
  • 腹痛
  • 頭痛
  • めまい
  • 発狂してしまいそうな恐怖
  • 異常な発汗・赤面

これはあくまでも私のケースです。冒頭でお伝えした通り、人によって症状は異なります。

ただし「何か変だな」と感じたら無理をせず、心療内科なり精神科への相談を強くおすすめします。

大丈夫だと思いこんで、長引く方が大変です!

投薬治療ばかりではなく、臨床心理士によるカウンセリングを受けることもできます。そもそも薬は症状を抑えるだけで、いわば対処療法のためのものです。

また、病院へかかる前に友人や同僚、家族に相談することも考えられますが、相当な信頼関係がある場合を除いては、所詮、ほとんどが他人事です。

心無い言葉に傷ついて症状を悪化させるくらいなら、はじめから専門家に診てもらいましょう。見えない病気ほど、人をむしばむものはありません。

こちらの記事では、心療内科へかかったあと、私の症状がどうなったのかを書いています。

何事もはじめが肝心とはよく言ったもので、病院選びもまた大切なんですよね…。


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ABOUTこの記事をかいた人

ひたすら90年代の宝塚歌劇を愛する。文章を書くのが好きな20代。身体は女性、性自認は中性なXジェンダー。恋愛対象は女性です。パニック障害とうつ病を克服中。