ロックとロックンロールの違い、知ってますか?

ロックとロックンロールは明確に区別することができるのですが、自称NO MUSIC, NO LIFEなかたがたでも答えられないことがままあります。
音楽は知識を競うものではありませんので、聞いて楽しければOKです。もちろん。
ただ豆知識として知っておくと、音楽仲間や先輩たちから「話が分かるヤツ」として認められることがあるよ(経験談)。
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ロックンロールの起源
1950年代、ブルースやゴスペルなどのブラックミュージックが形を変えて、もっと大衆の耳に馴染むようなリズムとビートを刻み始めました。
R&B(リズムアンドブルース)の登場です。ソウルミュージックと呼ばれることもあります。
この時点で、黒人音楽が白人へ浸透することはありませんでした。それほど人種差別が根強かったのです。
橋渡しをしたラジオスター
ブラックミュージックがアップテンポになっていった頃、とある白人DJが、自身の持っていた白人向けのラジオ番組でR&Bを紹介しました。DJの名前は、アラン・フリード。
このときに、白人層へ浸透させようとして使われた呼称がロックンロールでした。
彼のラジオを機に、R&B=ロックンロールは白人の若者たちから絶大な支持を受けるようになっていきます。
白人ロックンローラーの登場
大人気となったロックンロールは、やがて白人の歌手にも多く歌われるようになっていきました。
それまでカントリーミュージックを演奏していたミュージシャンたちがこぞって歌い始めたので、曲調も更に明るくなり、ロカビリーと称されるものも出てきます。
ロックンロールとロカビリーはほぼ同義ですが、ロックンロールの方がよりR&B色が強いと考えて間違いはないでしょう。
白人のロックンローラーとして名高いのは、やはりエルヴィス・プレスリーでしょうか。
そして、ロックへ
1960年代、終息を見せていたロックンロールブームに乗り、アメリカの外からビートルズとローリング・ストーンズがやってきます。
それまでのロックンロールの形式を崩し、更に自由なものとして印象づけたのが、ロックのはじまりです。
日本を含めて、世界中でブームを巻き起こしました。
ロックンロールは8ビートで使われるコードは3つほどであったのに対し、ロックには定義がありません。もうなんでもあり。
ミュージシャンが「これがロックだ!」と言うものはすべてロックです。
まとめ
ブルース→R&B→ロックンロールと、音楽的な形式を踏襲したロックンロールに対して、ロックは本当に自由な音楽です。
歴史を振り返れば、ロックンロール→ロックと流れているとはいえ、意識している人はあまり多くないのでは?
さあ、訊いてもいないのにバンドを勧めてくるような、やたらとしつこいNO MUSIC, NO LIFE族に向けて早速質問してみよう。
「ロックとロックンロールの違いって何?」
少し静かになるかも。
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